船首材(読み)センシュザイ

デジタル大辞泉 「船首材」の意味・読み・例文・類語

せんしゅ‐ざい【船首材】

船首を構成する材料。強固にするため、下端竜骨に固着して立てる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「船首材」の意味・読み・例文・類語

せんしゅ‐ざい【船首材】

  1. 〘 名詞 〙 船の最前端にあって船首先端を構成する主要材。船首部を強固・堅牢にするため、下端において龍骨に接続して立てるもの。和船の水押(みおし)に相当する。
    1. [初出の実例]「船首材及び船尾材の外部両側面へ水脚を示す為め、一尺毎に〈略〉其尺度を記すべし」(出典:船籍規則(明治二三年)(1890)九条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android