精選版 日本国語大辞典 「艫取」の意味・読み・例文・類語 とも‐どり【艫取】 〘 名詞 〙 ( 「ともとり」とも ) 艫の近くで舵を取る人。江戸時代には船方三役の一つである舵取(かじとり)の別称。航海責任者で船頭につぐ船中の管理者を兼ねる重い役職。[初出の実例]「ともどりも小舟もみえずたはれめがこゑばかりこそ霧にかくれぬ」(出典:頼政集(1178‐80頃)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例