良秀(1)(読み)りょうしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「良秀(1)」の解説

良秀(1) りょうしゅう

?-? 平安時代後期の絵仏師
醍醐(だいご)寺の密教図像集に「不動明王図像」転写本がつたわる。「宇治拾遺物語」によれば,居宅がもえるのをみて火炎光背のえがきかたをさとったという。この説話芥川竜之介地獄変」の素材となった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例