色体(読み)シキタイ

デジタル大辞泉 「色体」の意味・読み・例文・類語

しき‐たい【色体】

仏語。物質的なもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「色体」の意味・読み・例文・類語

しき‐たい【色体】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。この世に形あるもの。物質的なもの。特に肉体肉身。色(しき)
    1. [初出の実例]「色躰見えざれども、物にそへて風と云るる也」(出典:六義(1428))
    2. 「是はかねがね聞及し、野わけとやらんが死霊かや、それ五たい五りんはかり物なり。今汝しきたいをはなれつつ、しうじゃくのこる」(出典:浄瑠璃・定家(1708)五)
    3. [その他の文献]〔大毘婆沙論‐一二七〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android