艷物(読み)つやもの

精選版 日本国語大辞典 「艷物」の意味・読み・例文・類語

つや‐もの【艷物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 世話浄瑠璃で、つやめいた男女間の恋愛または情事主題にしたもの。
  3. つやめいた主題の小説。つやっぽい内容の話。
    1. [初出の実例]「されば艷話(ツヤモノ)を綴る小説家を見て」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android