艷物(読み)つやもの

精選版 日本国語大辞典 「艷物」の意味・読み・例文・類語

つや‐もの【艷物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 世話浄瑠璃で、つやめいた男女間の恋愛または情事主題にしたもの。
  3. つやめいた主題の小説。つやっぽい内容の話。
    1. [初出の実例]「されば艷話(ツヤモノ)を綴る小説家を見て」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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