普及版 字通 「艸」の読み・字形・画数・意味
艸
6画
[字訓] くさ
[説文解字]
[字形] 会意
両(てつ)に従う。〔説文〕一下に「百(ひゃくき)なり。二に從ふ」とあり、下文の字条一下に「艸の名なり」とみえる。・艸・・(ぼう)のように、繁簡の字がある。(草)は草斗、櫟(くぬぎ)の実をいう字である。のちの字を用いる。
[訓義]
1. くさ。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕艸 クサ・ハジム・イヤシ
[部首]
〔説文〕艸部に四百四十五字、重文三十一字、〔新附〕十三字を収める。〔玉〕に「そ一千五十四字」とあり、ほぼ倍加している。〔大漢和辞典〕の所収字は二千をこえている。
[語系]
艸tsuは雜(雑)dzp、叢dzongと声義近く、艸雑のように連用することがある。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報