繁簡(読み)ハンカン

デジタル大辞泉 「繁簡」の意味・読み・例文・類語

はん‐かん【繁簡】

繁雑簡略。事細かいことと大まかなこと。「繁簡よろしきを得ない文章

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精選版 日本国語大辞典 「繁簡」の意味・読み・例文・類語

はん‐かん【繁簡・煩簡】

  1. 〘 名詞 〙 こみいっていることとあっさりしていること。わずらわしいこととたやすいこと。繁雑と簡略。繁雑と簡易
    1. [初出の実例]「典拠分明、繁簡得宜」(出典:艸山集(1674)一・古文真宝諺解大成叙)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐仲長統伝論〕

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普及版 字通 「繁簡」の読み・字形・画数・意味

【繁簡】はんかん

煩瑣と簡約。〔後漢書王充等伝論〕用の端は、興敗焉(こ)れに(と)る。是(ここ)を以て唯だ時あり、猛相ひ濟(な)す。

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