芋虫ころころ(読み)イモムシコロコロ

デジタル大辞泉 「芋虫ころころ」の意味・読み・例文・類語

いもむし‐ころころ【芋虫ころころ】

遊戯の一。大ぜいの子供が縦に並んでしゃがみ、前の子供につかまって、頭を左右に振りながら「いもむしころころ、ひょうたんぽっくりこ」とはやして練り歩く。いもむしごろごろ。

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精選版 日本国語大辞典 「芋虫ころころ」の意味・読み・例文・類語

いもむし【芋虫】 ころころ

  1. 子供の遊びの一つ。しゃがんで一列を作り、おのおの前の子の後ろ帯をつかんだり腹部をかかえたりして「芋虫ころころ、ひょうたんぽっくりこ」とはやしながら、にじり歩いて進む。京阪では「晩のいもむし、尾はちんがらちんがらよ」とはやす。いもむし。
    1. [初出の実例]「其はやしごとに、芋(イモ)むしころころひゃうたんぽっくりこと云つつ、しばらくありきて、先に立たるもの、あとのあとのせん次郎と呼ぶは、最後に居たるものはなれ出て、何用でござるといふ」(出典随筆・嬉遊笑覧(1830)六)

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