芝火(読み)しばび

精選版 日本国語大辞典 「芝火」の意味・読み・例文・類語

しば‐び【芝火】

  1. 〘 名詞 〙 春先に、野原枯草を焼く火。芝を焼く火。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「妻の手が芝火より火を頒つなり」(出典:和服(1955)〈山口誓子〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android