芥原村(読み)くぐはらむら

日本歴史地名大系 「芥原村」の解説

芥原村
くぐはらむら

[現在地名]阿南市住吉町すみよしちよう

領家りようけ村の北、西路見さいろみ村の西に位置する。村の中央部を桑野くわの川が東流し、北は那賀なか川に面する。東と南は横見よこみ村。慶長八年(一六〇三)那賀郡横見村之内莎原検地帳(阿南市役所文書)と同九年の那東郡牛岐之庄香附原村検地帳(同文書)が残り、田方七町七反余・八九石余、畑方・居屋敷一五町余・一一〇石余。慶長期のものと推定される国絵図には「くゝ原」、寛永(一六二四―四四)前期のものと推定される国絵図に「くゝ原村」とみえ、那東なとう郡に属する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android