芥子餠(読み)けしもち

精選版 日本国語大辞典 「芥子餠」の意味・読み・例文・類語

けし‐もち【芥子餠】

  1. 〘 名詞 〙 煉餡(ねりあん)を包んだ餠の表面に、煎った芥子の実を散らした餠菓子。餡を求肥(ぎゅうひ)で包んで芥子の実をたっぷりまぶした生菓子もいう。
    1. [初出の実例]「此餠を芥子餠(ケシモチ)にして出せと仰付らる」(出典仮名草子・片仮名本因果物語(1661)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android