芥川義矩(読み)あくたがわ よしのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「芥川義矩」の解説

芥川義矩 あくたがわ-よしのり

1732-1810 江戸時代中期-後期の忍術家。
享保(きょうほう)17年生まれ。甲賀流の流れをくむ芥川流忍術の5代目。信濃(しなの)(長野県)松本藩主戸田(松平)家につかえる。天明元年高島藩家老諏訪頼保が失脚させた上席家老の千野貞亮を藩主戸田光和(みつまさ)の命により救出,出府(しゅっぷ)させた(二の丸騒動)。文化7年4月18日死去。79歳。通称は九郎左(右)衛門

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android