花の王(読み)ハナノオウ

精選版 日本国語大辞典 「花の王」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 の 王(おう)

  1. ( 花の中で最もすぐれている意から )
  2. 牡丹(ぼたん)のこと。花王(かおう)
    1. [初出の実例]「もろこしには花の王ともてはやし、牡丹は花の富貴なる物ともいへり〈略〉はつかばかり位やたもつ花の王〈正式〉」(出典:俳諧・山の井(1648)夏)
  3. 桜のこと。〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android