花営(読み)カエイ

デジタル大辞泉 「花営」の意味・読み・例文・類語

か‐えい〔クワ‐〕【花営】

室町幕府風雅にいった語。足利義満が京都室町に幕府を構え、花樹を多く植えたのを人々が「花の御所」と呼んだところから、柳営りゅうえいになぞらえていったもの。

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精選版 日本国語大辞典 「花営」の意味・読み・例文・類語

か‐えいクヮ‥【花営】

  1. ( 足利義満が京都室町の御所庭内多種名花を植え、時の人がそれを花の御所と呼んだことから、将軍の幕府を意味する柳営(りゅうえい)の語になぞらえていう ) 室町幕府の優雅な呼び名。

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