名花(読み)メイカ

デジタル大辞泉 「名花」の意味・読み・例文・類語

めい‐か〔‐クワ〕【名花】

美しい花。名高い花。
美女、また、名高い芸妓などのたとえ。
[類語](1草花生花生け花切り花盛り花押し花造花ドライフラワー花束ブーケ花輪レイ徒花あだばな無駄花初花国花県花梅花桜花菊花綿花菜の花落花/(2美人佳人美女麗人別嬪シャン小町マドンナ色女大和撫子美少女尤物美姫傾国傾城

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精選版 日本国語大辞典 「名花」の意味・読み・例文・類語

めい‐か ‥クヮ【名花】

〘名〙
① すぐれて美しい花。特に、牡丹(ぼたん)芍薬(しゃくやく)海棠(かいどう)の花をさすことが多い。
田氏家集(892頃)下・禁中瞿麦花詩三十韻「雖数十名花、傍若色香耳」 〔李白‐清平調〕
② 美女、また、名高い芸妓のたとえ。
江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七「士族小林金平君が此の名花(メイクヮ)を引抜いて」 〔趙長卿‐探春令詞〕

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普及版 字通 「名花」の読み・字形・画数・意味

【名花】めいか(くわ)

すぐれた花。清・林則徐〔浙江杭州、孤山梅亭〕楹聯 世に無し、眞に能く隱れたり 山に名り、轉(うた)たならず

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