花山院定逸(読み)かざんいん さだとし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花山院定逸」の解説

花山院定逸 かざんいん-さだとし

1610-1658 江戸時代前期の公卿(くぎょう)。
慶長15年生まれ。花山院忠長の子。兵部大輔(たいふ)となり,一家をおこして野宮(ののみや)と称した。のち権(ごんの)大納言にすすみ,承応(じょうおう)元年(1652)武家伝奏となった。正二位。明暦4年2月15日死去。49歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例