芳樹(読み)ほうじゅ

精選版 日本国語大辞典 「芳樹」の意味・読み・例文・類語

ほう‐じゅハウ‥【芳樹】

  1. 〘 名詞 〙 美しい花の咲く木。かぐわしい木。
    1. [初出の実例]「何唯芳樹浴恩沢、二十年前花下情」(出典本朝麗藻(1010か)上・暮春待宴左丞相東三条第同賦度水落花舞〈橘為義〉)
    2. [その他の文献]〔阮籍‐詠懐詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「芳樹」の読み・字形・画数・意味

【芳樹】ほう(はう)じゆ

花さく木。唐・李華春行、興を寄す〕詩 宜陽下、(せいせい)たり 水東にれて復(ま)た西に向ふ 樹人無く、自(おのづか)らつ 春山一路、鳥しくく。

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