芳野南山(読み)よしの なんざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「芳野南山」の解説

芳野南山 よしの-なんざん

1767-1831 江戸時代後期の漢詩人。
明和4年生まれ。芳野金陵の父。家は代々下総(しもうさ)葛飾郡松ケ崎村(千葉県)の庄屋。医を業とし格調のたかい詩をよんだ。死後に「南山詩文遺稿」がまとめられた。天保(てんぽう)2年8月11日死去。65歳。名は彝。字(あざな)は序卿。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例