苛めく(読み)いらめく

精選版 日本国語大辞典 「苛めく」の意味・読み・例文・類語

いら‐め・く【苛めく】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語 )
  2. 物事様子状態がかどだつ。とがって見える。
    1. [初出の実例]「たけ七尺の鬼〈略〉むね骨は、ことにさし出でて、いらめき」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一一)
  3. 身体にむずがゆさ、もしくは刺痛を感じる(日葡辞書(1603‐04))。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む