苛波(読み)イラナミ

デジタル大辞泉 「苛波」の意味・読み・例文・類語

いら‐なみ【苛波】

いらだっているようにせわしなく小刻みに立つ波。
海水が東へ東へと落ちつきなく―を立て立て流れて」〈志賀暗夜行路

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「苛波」の意味・読み・例文・類語

いら‐なみ【苛波】

  1. 〘 名詞 〙 せかせかといらだっているように見える波。波頭がしきりに白く泡だっている波。
    1. [初出の実例]「海水が東へ東へと、落ちつきなく苛波を立て立て流れて居る事などが、一寸不思議に思へた」(出典:暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む