苛苛しい(読み)イライラシイ

デジタル大辞泉 「苛苛しい」の意味・読み・例文・類語

いらいら‐し・い【苛しい】

[形][文]いらいら・し[シク]心がいらだつさま。いらいらするさま。じれったい。
「お島は―・い目をすえて、じっと見つめていたが」〈秋声あらくれ

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精選版 日本国語大辞典 「苛苛しい」の意味・読み・例文・類語

いらいら‐し・い【苛苛】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]いらいら〘 形容詞シク活用 〙 ( 「いらいら」が形容詞化したもの ) 気がせくさま。もどかしくじれったい。心がいらだち、じりじりしている。また、人の性格が、いらだちやすく、せっかちである。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「但いまだ来たらざらん報を、いらいらしくねがひ求めて」(出典:十訓抄(1252)七)
    2. 「Irairaxij(イライラシイ) ヒト」(出典日葡辞書(1603‐04))

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