若村(読み)わかむら

日本歴史地名大系 「若村」の解説

若村
わかむら

[現在地名]八千代町若

吉田よしだ用水東岸の台地上に位置し、中央をやま川が南流。「和歌」「和賀」とも書いた。西南方の村貫むらぬき村との境に柴山しばやまの集落が分出。「続日本紀」天平一一年(七三九)三月二八日条に「石上朝臣乙麻呂坐久米連若売、配流土左国、若売配下総国焉」と若売の配流地は当村で、地名はそこから起こったともいわれ(結城郡郷土大観)、集落中央の安楽あんらく院境内、小字香取東かとりひがしには古墳があり、若売の墓と言伝えている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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