苫名孝太郎(読み)トマナ コウタロウ

20世紀日本人名事典 「苫名孝太郎」の解説

苫名 孝太郎
トマナ コウタロウ

大正・昭和期の森林工学者 元・高知大学学長。



生年
明治24(1891)年1月2日

没年
昭和31(1956)年3月4日

出生地
愛媛県

学歴〔年〕
東京帝大農科大学林学科〔大正5年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔昭和11年〕

経歴
大学院、三菱鉱業研究所、三菱商事技師を経て、大正12年東京帝大助教授。のち朝鮮総督府林業試験場技師。帰国後京都帝大教授。昭和24年高知大学学長、28年退任、同大名誉教授。著書に「森林索道に関する静力学的問題の新解法」「鋼索構造物の実用計算法」「架空索道理論と計算」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「苫名孝太郎」の解説

苫名孝太郎 とまな-こうたろう

1891-1956 大正-昭和時代の林学者。
明治24年1月2日生まれ。三菱鉱業,三菱商事の技師をへて,昭和12年母校東京帝大の助教授。のち朝鮮総督府林業試験場技師,京都帝大教授。24年高知大学長となった。昭和31年3月4日死去。65歳。愛媛県出身。著作に「架空索道計算法」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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