図書館情報学用語辞典 第5版 「英米目録規則」の解説 英米目録規則 英国,米国,カナダの3国の範囲から,漸次国際的な地位を確立するに至った目録規則.後継であるRDAが2010年に刊行されるまで,特に英語圏では事実上の国際標準の地位を占めてきた.第1版はパリ原則に基づき,先の3国の図書館協会および米国議会図書館が協力して策定した結果,北米版と英国版に分かれて1967年に刊行された.第2版は統一された版として1978年に刊行され,さらに第2版1988改訂版はオーストラリアも合同運営委員会に参加して刊行された.その後もAACR改訂のための合同運営委員会により適宜修正が施されたこれら第2版は,パリ原則に加えて,国際標準書誌記述にも準拠した,第1部「記述」,第2部「標目,統一タイトルおよび参照」の2部から構成されており,これまでの伝統を尊重して基本記入方式を原則として保持していた.[参照項目] RDA | 目録規則 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by