目録規則(読み)もくろくきそく(その他表記)cataloging rules

図書館情報学用語辞典 第5版 「目録規則」の解説

目録規則

図書館の目録を作成する指針や方法を規則の形式に箇条書きし,体系的に編成したもの.対象とされた資料の特徴を記録した書誌記述の作成に関する規則,記述を検索する際の手がかりとなる標目アクセスポイント選定と形の決定に関する規則などからなる.標準的な目録規則の制定および普及は,図書館間の目録(書誌)情報の交換や共有を可能にし,さらには全国書誌作成機関や書誌ユーティリティなどから提供される書誌情報の個々の図書館における利用を容易にする.今日では各国または各言語圏でそれぞれ標準的な目録規則が定められており,日本では日本目録規則,英語圏ではRDAが広く採用されている.また,その国際的な整合性を保つための基準を示した国際標準書誌記述や国際目録原則覚書がある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

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