最新 地学事典 「茂世路岳」の解説
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茂世路岳
Moyorodake
択捉島北部にあるMedvezhiiカルデラの後カルデラ火山。気象庁活火山名と同じ。別名はMedvezhii。東から,茂世路岳(標高1,125m),Sredni(標高1,113m),硫黄岳(Kudryavy,標高991m),焼山(Men’shoi Brat,標高562 m)の山体の火口が東西5kmにわたり配列している。18世紀から噴火の記録がある。1883年には硫黄岳で噴火が起こり,溶岩も流出した。焼山から流出した溶岩流も新鮮な表面地形を示しており,100~200年前に噴火したと考えられる。最近では硫黄岳の噴気活動が活発で700~900℃の温度が記録されており,最新の噴火は1999年であった。岩石は玄武岩からデイサイトまで多様。
執筆者:中川 光弘
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

