茂森新町
しげもりしんちよう
[現在地名]弘前市茂森新町一―四丁目
城の南西に位置し、茂森町から常盤坂村の目屋道に至る道筋の町並。北は古堀町・古堀新割町と接する。
慶安二年(一六四九)の弘前古御絵図(市立弘前図書館蔵)に町名はないが四五軒の屋敷割がされ、煙草作伝左衛門ほか五名が居住する。寛文一三年(一六七三)の弘前中惣屋敷絵図(同館蔵)に重盛御派町とあり、町屋四四。国日記天和二年(一六八二)一二月二三日条によれば、町域が拡大して、ほぼ現町域に該当する町並となって、拡大した地域の町役は一〇年間は畑物成で、一軒につき大豆一斗とした。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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