茄子薬(読み)なすびぐすり

精選版 日本国語大辞典 「茄子薬」の意味・読み・例文・類語

なすび‐ぐすり【茄子薬】

  1. 〘 名詞 〙 いぼ・ほくろ・なまず・しらくも・わきがなどにきくという民間薬。夏、江戸で売り歩いた。
    1. 茄子薬〈近世商賈尽狂歌合〉
      茄子薬〈近世商賈尽狂歌合〉
    2. [初出の実例]「『おれがいつ狐臭(わきが)がある〈略〉』『茄子薬(ナスビグスリ)を附けたじゃアねへか』」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む