ほくろ(読み)ホクロ

関連語 名詞 春蘭

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ほくろ」の意味・わかりやすい解説

ほくろ
ほくろ / 黒子

通例アワ粒大から大豆大の褐色ないし黒褐色を呈する最小母斑(ぼはん)細胞母斑である。周囲皮膚から種々の程度に膨隆する。出生時にみられることはまれで、普通3、4歳ごろまでに生じ、その後もしだいに増えるが、成人するにつれて増えなくなり、消えていくものもある。また成人後に生ずるものもある。

[川村太郎]


ホクロ
ほくろ

シュンラン

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百科事典マイペディア 「ほくろ」の意味・わかりやすい解説

ほくろ

黒子とも。皮膚に点在するアズキ大までの色素細胞母斑(黒あざ)をいう。表皮・真皮内の色素細胞の異常によって起こる。褐〜黒色で,単純性黒子は幼児期に生じ,徐々に着色,隆起してくることが多い。悪性黒子は徐々に拡大し,一部は自然退縮するが,悪性黒色腫(しゅ)になることがある。切除を行い,必要ならその部分植皮
→関連項目

ホクロ

シュンラン

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ほくろ」の意味・わかりやすい解説

ほくろ

色素性母斑」のページをご覧ください。


ホクロ

「シュンラン(春蘭)」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のほくろの言及

【シュンラン(春蘭)】より

…日本で最も普通に見かけるラン科の地生ランで,ホクロ,ジジババの異名もあり,昔より親しまれている(イラスト)。地下に偽球茎があり,偽球茎上に葉を叢生(そうせい)する。…

※「ほくろ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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