茅根伊予之介 ちのね-いよのすけ
1824-1859 幕末の武士。
文政7年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。弘道館訓導,奥右筆頭取などをつとめる。安政5年藩主徳川斉昭(なりあき)が幕府に処罰されると,家老安島帯刀(あじま-たてわき)らとはかり,幕政改革をめざす戊午(ぼご)の密勅が朝廷から水戸藩にくだるように運動。安政の大獄により捕らえられ,安政6年8月27日処刑された。36歳。名は泰。字(あざな)は伯陽。号は寒緑。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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