茅船(読み)カヤブネ

デジタル大辞泉 「茅船」の意味・読み・例文・類語

かや‐ぶね【×茅船/×萱船】

を積んだ船。船軍ふないくさのとき、火をつけて敵船にむけて放った。

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精選版 日本国語大辞典 「茅船」の意味・読み・例文・類語

かや‐ぶね【茅船・萱船】

  1. 〘 名詞 〙 茅を積んだ船。船軍(ふないくさ)のときこれを用い、火をつけて敵船の間に放ったという。焼草船
    1. [初出の実例]「かや船も一夜の霜の入江かな〈路通〉」(出典:俳諧・俳諧勧進牒(1691)上)

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