草庵文学(読み)そうあんぶんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「草庵文学」の意味・わかりやすい解説

草庵文学
そうあんぶんがく

現実社会から逃れて出家し,山林に心を澄まして閑居する生活のなかから生み出される文学意味で,遁世者,隠者の文学を称する。鴨長明の『方丈記』,兼好の『徒然 (つれづれ) 草』などの中世の随筆文学に代表される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 徒然

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む