草庵文学(読み)そうあんぶんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「草庵文学」の意味・わかりやすい解説

草庵文学
そうあんぶんがく

現実社会から逃れて出家し,山林に心を澄まして閑居する生活のなかから生み出される文学意味で,遁世者,隠者の文学を称する。鴨長明の『方丈記』,兼好の『徒然 (つれづれ) 草』などの中世の随筆文学に代表される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 徒然

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む