草庵文学(読み)そうあんぶんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「草庵文学」の意味・わかりやすい解説

草庵文学
そうあんぶんがく

現実社会から逃れて出家し,山林に心を澄まして閑居する生活のなかから生み出される文学意味で,遁世者,隠者の文学を称する。鴨長明の『方丈記』,兼好の『徒然 (つれづれ) 草』などの中世の随筆文学に代表される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 徒然

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む