草箒(読み)クサボウキ

デジタル大辞泉 「草箒」の意味・読み・例文・類語

くさ‐ぼうき〔‐ばうき〕【草×箒】

乾燥させたホウキグサの茎や枝を束ねて作ったほうき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「草箒」の意味・読み・例文・類語

くさ‐ぼうき‥ばうき【草箒】

  1. 〘 名詞 〙 ホウキグサを乾燥させ、その茎をたばねて作ったほうき。
    1. [初出の実例]「すぎはひは草(クサ)ばふきの種なるべし」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)一)
    2. 「遠慮心(えんりょごころ)に草箒木(クサボウキ)垣根の外をはきに出る」(出典:人情本春色梅児誉美(1832‐33)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android