草部吉見神社(読み)くさかべよしみじんじや

日本歴史地名大系 「草部吉見神社」の解説

草部吉見神社
くさかべよしみじんじや

[現在地名]高森町草部 草部

日子八井命、別名国龍を主神とし、阿蘇大神など二一神を祭神とする。旧郷社。創祀年は不明だが、「国誌」に吉見大明神社とあり、社記を引いて「国龍神は神八井耳の男なり、神武天皇六十九年、河走と云ふ谷の岩窟に暫く住玉ひて、後に池を埋め宮殿を建玉ふ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android