荊州古城(読み)けいしゅうこじょう

世界の観光地名がわかる事典 「荊州古城」の解説

けいしゅうこじょう【荊州古城】

中国の湖北省、荊州(けいしゅう)(チンチョウ)市沙市(さし)区(旧・沙市)の西にある古城址。周囲9.3km、高さ8.8m、厚さ約10mの城壁が残っている。◇後漢の末期、蜀の武将・関羽が江陵城を築いたのが、荊州古城の始まりである。江陵は、長江の物流および戦略上の要衝(ようしょう)だったことから争奪の舞台になり、激しい攻防が繰り広げられた。関羽はその攻防で呉の孫権に破れ、命を落とすことになった。その後、城は南宋の時代に再建されたが、元代の初めに破壊され、明の時代にも破壊と修築が繰り返された。現存する城壁は、清の順治帝の時代の1646年に再建されたものである。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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