荒川尻村(読み)あらかわしりむら

日本歴史地名大系 「荒川尻村」の解説

荒川尻村
あらかわしりむら

[現在地名]田沢湖町神代じんだい 荒川尻

たま川と才津さいつ川に挟まれた平地にある新田村。北は梅沢うめざわ村・国館くにだて村、南は白岩広久内しらいわひろくない(現角館町)、東は卒田そつだ村、西は角館城廻かくだてしろまわり村と接する。

享保八年(一七二三)の仙北郡郡村本村支村御高調帳(秋田県庁蔵)に「荒川尻村、家数三拾壱軒、当村御開発之儀ハ肝煎作兵衛先祖寛永十一戌年御忠進申上寛文八申年、桜田采女(中略)平均御竿被入置其後元禄十五午年八代角助(中略)御打直御竿被入置右御高ニ而罷成候。先年より起高次第作兵衛ニ辛労免被下置候」とあり、高は七八〇石、新田当高は五一四石八斗八合。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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