荒氏稲布(読み)あらうじの いなしき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒氏稲布」の解説

荒氏稲布 あらうじの-いなしき

?-? 奈良時代官吏
大宰府神司天平(てんぴょう)2年(730)大宰帥(そち)大伴旅人(たびと)邸の梅花の宴でよんだ歌が「万葉集」巻5におさめられている。名は「いなふ」ともよむ。
格言など】梅の花折りてかざせる諸人(もろひと)は今日の間は楽しくあるべし(「万葉集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android