デジタル大辞泉 「大宰帥」の意味・読み・例文・類語 だざい‐の‐そち【▽大宰▽帥】 大宰府の長官。平安時代以後は多く親王が任命された。だざいのそつ。 おおみこともち‐の‐かみ〔おほみこともち‐〕【大=宰=帥】 「だざいのそち(大宰帥)」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「大宰帥」の意味・わかりやすい解説 大宰帥【だざいのそち】 〈だざいのそつ〉とも読む。律令制下の大宰府の長官。従三位(じゅさんみ)を帯び,大納言(だいなごん)に次ぎ,八省の長官より上。平安時代から慣例として親王の任。大宰帥も代理の大宰権帥(だざいのごんのそち)も,左遷の意味で任ぜられたとき以外は赴任しなくなり,次官の大弐(だいに)・少弐に実権が移る。→菅原道真→関連項目阿倍比羅夫|大伴旅人|惟喬親王|少弐氏|庁宣|藤原魚名|藤原伊周|藤原隆家 大宰帥【だざいのそつ】 →大宰帥(だざいのそち) 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報