荒神古墳(読み)こうじんこふん

日本歴史地名大系 「荒神古墳」の解説

荒神古墳
こうじんこふん

[現在地名]甲田町下小原

戸島としま川東岸に群集する古墳群のうち、恩地おんち古墳群に属し、横穴式石室を内部主体とした古墳であった。明治三四年(一九〇一)に発掘されたが、国鉄芸備線の工事などによって現在は消滅。発掘調査が古いため出土状況などは明らかでないが、多量の出土遺物があり、その一部は荒神古墳副葬品として県の重要文化財に指定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android