荒立てる(読み)アラダテル

デジタル大辞泉 「荒立てる」の意味・読み・例文・類語

あら‐だ・てる【荒立てる】

[動タ下一][文]あらだ・つ[タ下二]
荒々しくさせる。「風が波を―・てる」「声を―・てる」
物事をもつれさせ面倒にする。「事を―・てる」
怒らせる。
「いま少し―・てて惑はし給へ」〈落窪・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「荒立てる」の意味・読み・例文・類語

あら‐だ・てる【荒立】

  1. 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]あらだ・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙
  2. 荒くする。はげしくする。「声を荒立てる」
  3. 人を怒らせる。腹を立てるようにしむける。腹立たせる。
    1. [初出の実例]「にくし。な縫ひ給ひそ。今少しあらだてて惑はし給へ」(出典:落窪物語(10C後)一)
  4. 物事をさらにもつれさせる。もめていることなどを表沙汰にする。
    1. [初出の実例]「あはれと思ひつる心も残らねど『この頃、あらだてては、いみじきこと出できなむ』と思ししづめて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)真木柱)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む