荘領(読み)しょうりょう

精選版 日本国語大辞典 「荘領」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りょうシャウリャウ【荘領・庄領】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 奈良時代荘官名称。→荘官
    1. [初出の実例]「符 庄領猪名部枚䖝等」(出典:正倉院文書‐天平宝字六年(762)二月三日・造石山寺所符案)
  3. しょうえん(荘園)
    1. [初出の実例]「至于牟婁〈略〉那河六箇郡者、毎郡十分之八九已為庄領、公地不幾」(出典高野山文書‐嘉承二年(1107)正月二五日・官宣旨案)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android