荷重痕(読み)かじゅうこん(その他表記)load cast

岩石学辞典 「荷重痕」の解説

荷重痕

荷重構造(load structure)と同義.円みを帯びた砂の突起で,重い砂がその下部の泥に沈んでできたソール・マークである.動きの方向は基本的に垂直である.この語はシュロックが初期に使用した(flow-cast)に代わるもので,flow-castは水平または水平に近い動きによって形成された構造を含むと再定義された.loadingまたはload-castingは,grooveやfluteのような初期に形成された構造を強調したもの[Kuenen : 1953].泥質堆積物の上に砂層が乗る場合に,差別的な荷重によって生じるソール・マーク.これでできた構造を荷重構造という[木村ほか : 1973].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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