フランスの人文地理学者。P.ビダル・ド・ラ・ブラーシュの高弟。《地理学年報》の編集者の一人であった。はじめ植物学を学んだが,地理学を専攻するようになり,《地中海ピレネー》(1913)で学位を取得,A.ドマンジョンらの歴史的方法と対比される独自の生物学的方法を提示,以後その拡充・完成に努めた。第1次大戦から復員後,リール,モンペリエ,ソルボンヌの各大学教授を歴任。のち教育行政にも携わる一方,《メキシコ》(1928),《地中海》(1934)などで,人文・社会科学分野にも視野を広げ,《世界地誌》双書の完成に貢献した。体系的なライフワーク《人文地理学の基礎》4巻(1943-52)では,人類生態学としての人文地理学,生きた人間生活を研究する〈生の地理学〉を強調する。その立場は《地理学と社会学の接点》(1957),《大地上の人類》(1961)へと拡張深化された。批判はあるものの,今日では人文主義的な地理学の源流の一つに数えられる。
執筆者:松田 信
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
→ヘリオス
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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