菅出村(読み)すがいでむら

日本歴史地名大系 「菅出村」の解説

菅出村
すがいでむら

[現在地名]五泉市菅出

早出はいで川右岸、菅名すがな岳西方の扇状地に開け、北は中川新なかがわしん村に接する。中世は菅名庄に属し、菅名氏が支配した。慶長三年(一五九八)村上藩領となり、正保国絵図に二七〇石余と記される。寛文一三年(一六七三)の村上御領分組々村数并高付大庄屋付(大滝家文書)では笹堀組に属し、貞享元年(一六八四)の郷村高辻帳には高二三七石四斗余とある。宝永七年(一七一〇)幕府領、正徳元年(一七一一)高田藩領、のち白河藩領となり、文化年間(一八〇四―一八)の家数は二七(白川風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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