菅生町・市佐坊(読み)すごうまち・いちさぼう

日本歴史地名大系 「菅生町・市佐坊」の解説

菅生町・市佐坊
すごうまち・いちさぼう

[現在地名]加賀市大聖寺菅生町だいしようじすごうまち

菅生町はゆみ町の東に続く北陸街道沿いの町人町で、南は菅生村に接し本来同村に属したが、大聖寺町の膨張につれて町方に組入れられたと考えられる。天明六年(一七八六)の大聖寺絵図に町名がみえ、若干の足軽・徒士の家が混在するものの大部分は町家で、菅波屋・作見屋・敷地屋・桑原屋・弓波屋・笹原屋・那谷屋など近郷の村名を屋号とする町家が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android