日本歴史地名大系 「菅間村」の解説 菅間村すがまむら 埼玉県:川越市菅間村[現在地名]川越市菅間石田(いしだ)村の北、入間(いるま)川右岸低地に立地。同川を隔てて対岸は比企郡釘無(くぎなし)村(現川島町)。戦国期府川(ふかわ)郷の代官を勤めた竹谷氏が当地に居住、古くは下府川と称したという(芳野村郷土誌稿)。慶長一二年(一六〇七)の河越領菅間郷地詰帳(同書)では反別田四一町余・畑二二町三反余・屋敷一町六反余。このほか慶安元年(一六四八)にも検地が実施された(風土記稿)。 菅間村すがまむら 茨城県:稲敷郡茎崎村菅間村[現在地名]茎崎村菅間稲荷(いなり)川左岸の台地上にあり、東は大井(おおい)村、南は高崎(たかさき)村。天正一八年(一五九〇)に牛久(うしく)城主由良氏の所領となったといわれ、のち同氏が旗本になってからも引続き支配した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by