菊揃(読み)きくぞろえ

精選版 日本国語大辞典 「菊揃」の意味・読み・例文・類語

きく‐ぞろえ‥ぞろへ【菊揃】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 菊の花を陳列して、その優劣を争うこと。
    1. [初出の実例]「菊揃(きくゾロヘ)の席を見るに、一本一本枝撓(たをやか)にもせず」(出典談義本・艷道通鑑(1715)四)
  3. 菊を多く描いた模様
    1. [初出の実例]「うへは地なしの菊揃(キクソロ)への小袖」(出典:浮世草子・嵐無常物語(1688)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む