朝日日本歴史人物事典 「菊池序克」の解説
菊池序克
生年:宝暦1(1751)
江戸後期(宝暦~明和ごろ)の金工家。江戸下谷根岸に住したといい,通称は清次郎,号に草流軒,蟻洞軒がある。後年の入道後には宗寿とも号した。稲川直克の門下で学び,高彫り色絵と毛彫りや片切彫りを得意とし,横谷派中に有力な一家系をなすとともに多くの門弟を養成した。没年は不明ながら,作品からは64歳以上の生存が確認される。
(加島勝)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(加島勝)
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