菜蕗組(読み)ふきぐみ

精選版 日本国語大辞典 「菜蕗組」の意味・読み・例文・類語

ふき‐ぐみ【菜蕗組】

[1] =ふき(菜蕗)(一)
随筆独寝(1724頃)上「すべて三きょくも、ふきぐみより出ると心得る事、初心のおぼへてよきこと」
[2] 〘名〙 ((一)が表組であるところから) 妾(めかけ)に対して正妻をいう。
※雑俳・柳多留‐四二(1808)「ふき組へ小便組がけちをつけ」

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デジタル大辞泉 「菜蕗組」の意味・読み・例文・類語

ふき‐ぐみ【菜蕗組】

箏組歌ことくみうた菜蕗ふき」の通称

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