日本歴史地名大系 「菰原村」の解説 菰原村こもはらむら 富山県:滑川市菰原村[現在地名]滑川市菰原上市(かみいち)川東岸に位置し、北は魚躬(うおのみ)村、西は江尻(えじり)村。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によると草高三〇八石、免三ツ五歩(三箇国高物成帳)。所属組は下小泉(しもこいずみ)村と同じ。享保一八年(一七三三)の新川郡村廻帳(川合家文書)では村肝煎は兵助、家数一二(百姓九・頭振三)。文政五年(一八二二)滑川御蔵へ収納米を運ぶための道が人馬の通行で踏荒らされ、橋材も腐朽しているので至急道普請をしてほしいとの願書を下梅沢(しもうめざわ)村と連名で出している(「収納通道普請願状」二川家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by